Phillipson DS701L

フィリップソンはまだまだ持っているのである。だって、スピニングは安いから!これはデラックスというモデルで、結構グレードはいい方で、マアマア良いパーツが付いている。

グレードが高いシリーズのロッドは、バットエンドとグリップの頭がアルミのパーツで保護してあるの。これが次に出てくるリーガランサーとかは、樹脂キャップを接着剤で止めてあるのね。これが結構とれやすいんだね。

レタリングに記されていないとおり、エポナイトブランクじゃないのね。

7feetのスピニングはそのまま使っても面白いと思うけど、オイラならキャスティングロッドに改造しちゃうねぇ!だってあんまりスピニングは使わないから。こういう改造予備軍がまだまだいっぱいある。

このデラックスは、一番上の写真で解るようにティップが詰めてあるの。だまされて買ったのね。まあ、安かったんだけど。こういうロッドは、即大阪のマタギさんにお願いして、改造していただきます。ブランクがとにかく状態がいいから、6’6”以上のロングロッドなるように、お任せでお願いしちゃってます。何時上がってくるかは解らないけど、気長に待つのがこういうロッドとのつきあい方だと思う。


で、大阪のマタギさんに出していたのが帰ってきました!

7feetのロッドをシングルのチャンピオンを付けて、6’6”にガイドはティップを含め6ヶにしてもらいました。スローなのにパワフルな良いロッドが出来上がりました。1/2〜1ozって感じのルアーを、遠投して攻めるスタイルにバッチリです。さすが大阪釣り工房マタギさん、今回もいい仕上げです。元からあるフェルールやレタリングを綺麗に残していただくようにお願いし、スレッドの感じを元の物に合わせていただいたのですが、こちらの思っていたとおりのしあがりです。そんなお願いのため、若干不自然なブランクの長さですが、そんなことは問題にならないのがこういうRODの良いところ。使って楽しけりゃイイじゃん!

フェルールの部分は純正品そのまま、その位置関係からティップセクションエンドにギリギリのガイドがつきます。うーーーん予想通り、こうするとティップセクションの強度が上がり、全体のペナペナ感が無くなるのです。

文字も至って綺麗に残っています。フラッシュが反射してますが、きれいに残ってるのよ本当にね。

これがミルドラムのティップ。もうデッドストックのみ、リングはこれが本物カーバイトリング、高いんですよコレ。

上がバットセクションの、下がティップの真ん中辺りで、この小さなサイズのミルドラムは最近久方ぶりに入荷したとのことで、マタギさんの自慢のパーツ。やっぱりフィリップソンにはコレが似合います。