Phillipson P70L

持っている7feetシリーズのまともな一本。上下のも合わせて全て、コロラド州デンバーのフライショップのオッさんから買った。ずーっと何年もしまってあったらしく、コンディションは発売当時に数年使用されて以降30年しまってあった物らしい。

60年代後半のこのモデルは、上でも書いたようにそんなに高級モデルではないです。竿の調子は、オイラがバスをはじめた頃に流行っていた、ミノーでのブラウントラウトフィッシングのロッドにそっくりです。もちろん、その当時はカーボン化が進んでいて、割とティップアクションに寄った物が出だしていた中、こういうオールドスタイルのスローテーパーロッドもあったなぁと思い出させてくれるロッドです。

ブランクは、3Mのエポナイトです。不思議とモデル名がないロッドで、塗装が剥げて消えたというわけでもないと推測する。

7feetトラウト向けの基本通り、ルアーは1/4ozって事になっています。基本的に、フィリップソンはこの表示の5割増までが使えます。ピシューって投げる時には、表示以下が良いですけどね。

ガイドはゴールドメッキですが、ブランクカラーとスレッド・ガイドのカラーバランスはオイラの好みです。欠品パーツ無しのお気に入りロッドです。