Fenwick FC-62

正直言いまして、上の表現には問題があります。正確には、C-62なんです。Fという文字が消えて無くなってるんです。しかも、60でもなく64でもなく、62としっかり書かれています。オイラはこの竿が、どんないわれの竿か全く知りません。聞いたスペックの割に、安かったので買いました。
いわれは判らなくても、実はとっても良い竿で、久しぶりのホームランですなぁ。

ホーンと、何じゃこらっ?て感じです。確かに売ってくれた人も、シリアルナンバーS565684、1/4-1/2ozルアー、6-12lbライン、6’、2pc、FENGLASSキャスティングロッドっていっただけだったもんな。

上の写真は、フェングラスが見て欲しいんじゃなくて、バット部分のテーパーのきつさが問題で、こういうテーパのキツイバットを「スウェルバット」っていうらしい。当時、バットにパワーがあって、しかもティップセクションが繊細な、レギュラーからスローのロッドは、だいたいこういうスタイルでした。曰く、フェンウィックならFCシリーズとか、フェザーウェイトならローハイドとかね。
パワー感は、FC-60相当で、どっちかというともう少しパワーがあるかなという感じ、ただヤレていないだけかもしれませんが。全体の調子は、レギュラーテーパーに近い感じがするロッドです。FC-60同様、5/8ozくらいのルアーにベストマッチでしょう。春になって使いたいロッド、No.1に一気に躍り出た感じです。

程度も良いし、カーブは綺麗に描くし、安くて本当に良い買い物でした。