PFLUEGER SUPREME 510
フルーガーがシェークスピアに取り込まれる頃の作品、シュープリーム510を手に入れてみました。これはだいたい安くて、ソコソコ程度のいいのが手に入りやすいモデル。ナローモデルの511もあるが、アメリカではあんまり出てこない。だいたいABUの4000番もあんまりアメリカでは流通してないみたい。バスやパイクで使うリールに4000番じゃ、当時のラインじゃキャパが足らないのと、アメリカ人のデカイ指じゃ使い切らないんだろうね。
この辺のリールには、こんなお洒落なケースが着いてくる。プレジデントにも似たのがあるんだ。一つだけしか持ってないけど。
ケースの中には、こんなのが一式入ってます。親切なパッケージングで、使い勝手の良いメンテナンスツールはオーバークオリティ気味だと思う。
フルーガーの最後期のモデルには、このバスのエンブレムが付いてます。フルーガーがシェークスピアに吸収されて、フルーガー2800を作ったときに、フルーガー色を出す為にもこのエンブレムが使ってる。もちろん、エンブレムの形は違うけどね。
フリースプールにして、キャストするときは、ハンドルの真ん中の黒いプッシュボタンを押すようになってる。これはフルーガーの伝統ね。ABUもトラウト用のライトウェイトモデルにも、同じ様なプッシュボタンモデルがあるよね。、
まあ、構造が単純だから、故障はしないよ。もちろんボールベアリングのモデルじゃないよ。そっちは610Bとかっていうモデル名で、コッパーカラーですな。これを物凄く回転をあげたいときのチューンのポイントは、レベルワインド軸の溝を綺麗にラップしてやればいいよ。ABUにするより効果は大きいよ。長持ちはしなくなっちゃうけどさ。