PFLUEGER SUPREME 611B


前出のシュープリーム510には、ナロースプール版に511と言うのが存在しますね。スプールの幅が2割くらい狭いのね。で、この611Bってのは、さらにそれにボールベアリングが入ったけっこうレアなモデル。オークションでも出現比率は、510:511:611B=15:4:1くらいと思う。
色もコッパーブラウンがお洒落でしょう。オイラのお気に入りなのねぇ。

比較的に510は回転が悪いと思われているし、確かにアブと比べれば確実に悪い。でも、このボールベアリングのモデルは、まあそこそこの回転をしてくれる。5500と同じくらいは回るね。あとは、ドラッグの性能がよければ良いんだけど・・・。構造は単純だから、510と同様故障は少ないし、そういう意味での信頼性は高いね。ま、ベアリング自体は1個しか入っていないんだけどね。
スプールが狭いから、ハンドルがやけに大きく見えちゃうんだけど、これは純正なんでごぜーます。フェンウィックなんかに付けると雰囲気が出ます。ね!

で、このエンブレムがイカスでしょう。この辺のモデルまでが、フルーガーがシェークスピアに吸収される前のリールね。モデル毎にパッチを換えるなんて事をしてたのね。いいでしょう。

シェークスピアがフルーガー2800を出したときに、ブランド色を出す為にまたバスのパッチを付けたけど、まあそういうことをしなきゃいけないくらい、このシリーズでバスのエンブレムが定着しちゃった訳ね。